朝ごはんが“脳”と“体”のスイッチになる🍙

管理栄養士

「朝はなかなか食べられなくて…」
「試合の日に、朝からごはんって必要ですか?」

こんなお悩みありませんか?
実は、朝ごはんには、子どもたちの脳と体を動かす大きな力があるんです💪

脳を動かすには、ブドウ糖が必要

朝ごはんを食べることで、脳にエネルギー源であるブドウ糖が届けられます。
ブドウ糖は、集中力や判断力、記憶力を支える“脳のガソリン”。

朝食を抜いた子どもは、
・イライラしやすい
・集中できない
・授業中にぼんやりしやすい
といった傾向があることもわかっています。

朝の1食が、心の安定や学びの質にもつながっているのです。

体のエネルギーも、朝でリセットされる

夜の間は何も食べていないため、起きた時の体はエネルギー不足。
特にスポーツをする子は、朝ごはんでブドウ糖を補給することが大切です。

朝に食べなければ、
試合や練習中に「足が動かない」「途中でバテる」といったことも起こりやすくなります。

朝ごはんは、子どもが全力を出し切るための“準備の一部”なんです。

食べることで、体温とやる気もスイッチON

朝ごはんには、内側から体温を上げる働きもあります。
体が温まると代謝が上がり、やる気スイッチも入りやすくなる。
「なんだかシャキッとした!」と感じた日は、朝食をきちんと食べた日だったりしませんか?

体の調子が整えば、心の安定にもつながります。

朝ごはん=量じゃなく「食べられる形」でOK

朝からたくさんは食べられない子も多いもの。
だからこそ、「1口でもOK」という視点が大切です。

たとえば…

  • 一口バナナ
  • ヨーグルト
  • スティックパン
  • スープだけの味噌汁

など、食べやすい形で“とりあえず口にできるもの”を見つけておくことが、朝ごはん習慣の第一歩になります。

朝ごはんは、体と心にエネルギーを届ける“はじまりの習慣”

しっかり食べられる日もあれば、そうでない日もあります。
でも、朝ごはんが、**子どもにとって「今日を始めるスイッチ」**になります。

ほんの一口でもいい。
少しずつ、朝食を食べることを習慣にできたら、それは立派なサポート。

明日の朝に向けて、そっと声をかけてみてください

「今日は何食べたい?」よりも、
「これなら食べられそうかな?」

そんな一言が、
子どもにとっての“エネルギーの入り口”になるかもしれません。

朝ごはんは、“気合い”じゃなくて“習慣”。
子どもと一緒にスタートしていきましょう🍙

タイトルとURLをコピーしました