こんにちは!
わが子の「勝ちたい!」を叶えるスポーツ食育専門家、
ビクトリーフードアカデミー主宰 かわもとさとこです。
「またそれ…?」って思ってしまう補食のくり返し
子どもが自分で選択できるようになってきたけど、補食に選ぶもの、いつも同じじゃありませんか?
- おにぎりばっかり
- 毎回バナナ
- 菓子パンとスポドリのセット
親としては「もうちょっと違うものも食べてほしい…」と思ってしまいますよね。
でも、子どもが“同じもの”を選ぶのには理由があります。
子どもが同じ補食を選び続ける理由
子どもが同じものばかりを選ぶのは、こんな理由が考えられます🧐
- 食べ慣れていて安心感がある
- 時間がなくてもパッと選べる
- お腹にちょうどいいと感じている
- 何を選んでいいかわからない
つまり、「好み」だけでなく、「迷いたくない」「考えたくない」から、選ばない=変えないということも多いのです。
否定しない声かけが、変化のきっかけに
大切なのは、いきなり変化を強要しないこと。
たとえば、こんなふうに声をかけてみてください。
- 「バナナ、いつも選んでるね。他にも“走り切れる力になるもの”知りたい」
- 「今日は〇〇〇の練習だったよね。それなら、この組み合わせもいいかも!」
ポイントは、「選び方を広げる声かけ」をすること。
子どもが“自分で選んでみよう”と思えるように、少しずつ意識づけしていきましょう。
マンネリ解消のアイデア3選
補食に変化をつけるには、「ちょっとおもしろそう」「食べやすそう」と思わせる工夫がカギ。
次のようなアイデアをぜひ試してみてください♪
① 食べ慣れたものに“ひと工夫”
- バナナ+カッテージチーズ
- おにぎりにチーズやちりめんじゃこを入れる
- 食パンにピーナッツバター+スライスバナナ
②「補食リスト」を一緒に作る
- 冷蔵庫に貼っておけば、子ども自身で選びやすくなる
- ジャンル分け(主食系/たんぱく質/フルーツなど)もおすすめ
③ 補食を“楽しみ”に変える
- 練習後に「今日は何食べよう?」と話題にする
- 一緒に買い物して、選ぶ楽しさを体験させる
補食は「小さな習慣のチカラ」
補食は、ただお腹を満たすだけじゃなく、パフォーマンスを支える大事なもの。
“自分で選んで、食べる”という経験が、子ども自身の「考える力」にもつながっていきます。
マンネリも、「自分で選ぶ力」を育てるチャンス。
少しずつ、無理なく広げていきましょう!